ベンツの工夫 その14:三角のストップランプ
ブログというより、月刊誌みたいな感じにしか更新できてないんですが、前の「ベンツの工夫13:解除できる自動ドアロック」がおかげさまで好評でしたので、そうなるとなかなか次書きにくいんですよねぇ
で、今回はストップランプです。
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もうこれはベンツに特徴的なアイデンティティとなっているとおもうんですけれど、ストップランプの形状ですね。特に夜間、ライトをつけているときには、リア・ビューはこんな感じです。昼間の撮影ですけれど。 |
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それが、ブレーキを踏むと、リア・コンビネーションランプのトップが、三角に点灯して、いかにも「ブレーキをかけたぞ!気をつけてくれ!」って後ろに人に訴えかけている声が聞こえてきそうなほどのデザインです。こんな三角形のストップ・ランプなんて、W202が初めてだったと記憶してます。 |
これは日本車のカーデザイナーにかなりの影響を与えたと思います。W202以降に出てきた日本車が何台かこのデザインを真似てましたよね。三菱あたりとか。
すごく目立つ上にかっこいいんですよ。特に夜間。前方に、薄い横長のリア・ランプが見えていたと思ったら、コーナーに差し掛かると、いきなり、ばかぁっ!と三角形が薄いリア・ランプとは離れて、上に浮かんでるように点灯する様。これ、出た当初はめちゃくちゃかっこいいと思ったものです。そして何よりも、目立つということは安全に寄与する。ストップ・ランプなんて、ブレーキを踏んだってことを知らしめるためのものなんですから、目だって何ぼ、目立たないとまるで意味が無いわけですよね。
考えてみれば、三角形って形状は、非常停止板の形状です。三角形状のライトって、看板も含めて、路上で見かけるときは、まずないわけです。だから目立つんでしょうね。この形状は。
で、メルセデスの偉いところは、このデザインを、その後のEクラスにもSクラスにも採用したことですね。現行Eクラス(W211)もSクラスもちゃんとこのデザインを踏襲してるんですよね。一見すると三角でないデザインなんだけれども、点灯するとちゃんと三角になる。この価値をデザイン部門がきっちりと認識して全てのクラス?に採り入れてる。こういうところが実にすばらしい。日本車ってすばらしいものが他の車にも適用されるってあんまりないですよね。安全装備はあるかもしれないけれど、デザイン・エレメントが踏襲されるってあんまりない。
私が、いや、メルセデス・ファン全員がメルセデスに惚れこむのは、やっぱりこういう一貫した姿勢を支持しているからだと思います。
ところで、三角に限らず、ストップ・ランプが点灯すると、点灯面積が変わるタイプって、ヨーロッパ車に多いですよね。
昔、自動車評論家の三本さんが某番組でしきりに言ってましたけど、日本車はストップ・ランプ部分がヘッドランプつけるといつも点灯していて、ブレーキをかけるとその部分が明るくなる「照度アップ型」(勝手にネーミングしてます)が圧倒的に多くて、でも、ヨーロッパ車のように普段はそこは点灯していなくて、ブレーキを踏むとそこが点灯するっていう「面積アップ型」の方が絶対目立つ。下の写真はシトロエンXMの例ですけれど、面積アップされ、かつ照度もアップしています。
こういうのってやっぱり本来の姿だな、と思います。



ネタ切れ気味のこのコーナーですが、毎日来てくださる方々がたくさんいらっしゃるので、何か書かなきゃーと、日々プレッシャーにさいなまされています。
しかし、私にとっては不要です。停車してドアを開けようとするとき、いちいちロックを解除するのが面倒です。それになにより、事故のときのことが心配です。取説を読むと、「事故などで、車に一定の衝撃が加わると、全てのドアが自動的に解錠されます」とありますから、この点はさすがにメルセデスです。
メルセデスに限ったことではないのですが、メルセデスを始めとする欧州車は、昔からドア・ノブがグリップタイプのものが多いですね。今や国産車でもかなり増えてきましたが、日本車やおしゃれなイタリア車は、まだ指先で押し上げるフラップ型を採用しているものが多いように思います。
いや、実は何もこれはメルセデスに限った話ではなく、広くヨーロッパ車に採用されていることなんですが、エクゾースト・パイプが下を向いてるんです。国産車に見慣れていると、エクゾースト・パイプが後ろから見ても、見えなくて、不思議な感じがします。
日本車において、稀にごく一部の商用車に下を向いたエクゾースト・パイプを見かけることがありますが、そのようなことを考えた設計のファミリーカーはほとんどないんじゃないでしょうか?






裏にはラッチを外すレバーがついていますので、これを引きながら、ボンネットを少し戻します。




Cに乗っていて一番考えさせられるのは、ボディ剛性が乗り心地に与える影響ってやつです。
メルセデス・伝統の「あるべき位置にあるスイッチ」、独特の形状のライト・スイッチや、ウィンカーレバーの位置や、その複合スイッチなどいうのは、大変使いやすくメルセデスを乗り続けている人や、家にメルセデスの複数のモデルがある人にとっては、モデルが新しくなっても、クラスが変わってもインターフェースが変化しないことというのは、きっと大切なことだと思います。
電子制御式5速ATを持つ1999年式のW202のCですが、シフトモードが2種類あるんです。W(Winter)とS(Standard)です。

しばらくCについて書いてなかったんですけれど、書くようなトラブルも何もないものですから、書いてませんでした。あ、そうだ、家内がいえの駐車場へのアプローチで角にある電柱に日ドアミラーを引っ掛けて、ぶらーんと倒れてしまったらしいんですが、何度か、ドアミラーの折りたたみスイッチを操作しているうちに、ばたんっ!と音がして戻ったそうです。
約4年乗った1993年式シトロエンXM-Xがついに崩壊したので、おとといは京都まで車を見に行きました。凝りもせずまたXMです。しかし今度は中期型と呼ばれる1996年式Xmです。ま、その話は、
初めてメルセデス・ベンツを所有して、あらゆる点におけるその高品質惚れこんでいる私ですが、気に入らないところもあります。ベンツのセダンには伝統的にリアワイパーが装備されていません。ベンツ曰く「必要ないから」とのことですが、私にはそうは思えません。
W202(セダン)のリアのレインランネル。屋根の雨水を黒いレインランネルがサイドウィンドーに回りこまないようにリアに流し、リアウィンドー手前に深い溝があり(写真左)、そこからトランクリッド手前に回り込むように流れ落ちウィンドーに落ちないようになっている(写真右)。普通なら空力と風切音の低減のためにフラッシュサーフェス化(できるだけ段差がないようにガラスとボディが一体になっているような処理)されているところ。確かに高速走行時は効果がありそうだが、バックするときはやはりリアワイパーが欲しいところ。
今日はちょこちょこと近所をC240で走り回りました。いやぁー、気持ちいいですね。「女をベンツに乗せるな」っていう名言があるそうですが、その意味がわかります。私もXMの次はEクラスか?と思わせるだけのものがあります。
Tamakさんのおっしゃるように私もCのシート嫌いじゃありません。いや、好きかもしれない(シートについてはまた後日詳細にレポートしたいと思います)。ですが、それでもXantiaのシートはやはりいい。巷言われるような「包み込み」感がありますね。私、乗ってるときは意識してなかったんですが、Cのシートに乗るとその意味がわかります。そしてそのファブリックの優しい手触りとあいまってほっとするんですね。しっとりとしたシートです。ほっと安心できる車、スカットルも低くて明るい。ファミリーカーとしてほんと優れてますね、Xantiaは。
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