ベンツの不便~リアワイパーがない
初めてメルセデス・ベンツを所有して、あらゆる点におけるその高品質惚れこんでいる私ですが、気に入らないところもあります。ベンツのセダンには伝統的にリアワイパーが装備されていません。ベンツ曰く「必要ないから」とのことですが、私にはそうは思えません。
公式ホームページには、次のように説明されています。
「フロントピラーとリアピラーの両側、ルーフ後端、ドアミラーのケースにはそれぞれレインランネル(水路)を設けています。フロントピラーのレインランネルはウインドウに当たった雨滴がドアウインドウ側に回り込むことを防ぎ、側方視界やドアミラーの視認性を確保。リアピラーやルーフ後端のレインランネルは、雨滴がルーフやボディサイドからリアウインドウに流れて後方視界を妨げることを防ぎます。また特にセダンでは、空力的に考慮されたボディ形状と相まって、高速走行時のリアウインドウへの雨滴の付着はほとんどありません。」
確かに高速走行時は雨滴はつかないのかもしれませんが(雨の高速をまだ走ったことがないので実感していません)、普段使いにおいては、特に日本の湿気の多い天候だとミストのようにリアウィンドーに雨滴が張り付き、バック時の視界が確保できないときが多いんです。
シトロエンXMにしろ、Xantiaにしろ、シトロエンの多くはXMのような旗艦であっても、伝統的にハッチバックということもあってリア・ワイパーが着いています。ミストのような雨滴はサッと一拭き、で取れるのでそれになれていると、ちょっと残念です。

W202(セダン)のリアのレインランネル。屋根の雨水を黒いレインランネルがサイドウィンドーに回りこまないようにリアに流し、リアウィンドー手前に深い溝があり(写真左)、そこからトランクリッド手前に回り込むように流れ落ちウィンドーに落ちないようになっている(写真右)。普通なら空力と風切音の低減のためにフラッシュサーフェス化(できるだけ段差がないようにガラスとボディが一体になっているような処理)されているところ。確かに高速走行時は効果がありそうだが、バックするときはやはりリアワイパーが欲しいところ。
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