ブログというより、月刊誌みたいな感じにしか更新できてないんですが、前の「ベンツの工夫13:解除できる自動ドアロック」がおかげさまで好評でしたので、そうなるとなかなか次書きにくいんですよねぇ
で、今回はストップランプです。
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もうこれはベンツに特徴的なアイデンティティとなっているとおもうんですけれど、ストップランプの形状ですね。特に夜間、ライトをつけているときには、リア・ビューはこんな感じです。昼間の撮影ですけれど。 |
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それが、ブレーキを踏むと、リア・コンビネーションランプのトップが、三角に点灯して、いかにも「ブレーキをかけたぞ!気をつけてくれ!」って後ろに人に訴えかけている声が聞こえてきそうなほどのデザインです。こんな三角形のストップ・ランプなんて、W202が初めてだったと記憶してます。 |
これは日本車のカーデザイナーにかなりの影響を与えたと思います。W202以降に出てきた日本車が何台かこのデザインを真似てましたよね。三菱あたりとか。
すごく目立つ上にかっこいいんですよ。特に夜間。前方に、薄い横長のリア・ランプが見えていたと思ったら、コーナーに差し掛かると、いきなり、ばかぁっ!と三角形が薄いリア・ランプとは離れて、上に浮かんでるように点灯する様。これ、出た当初はめちゃくちゃかっこいいと思ったものです。そして何よりも、目立つということは安全に寄与する。ストップ・ランプなんて、ブレーキを踏んだってことを知らしめるためのものなんですから、目だって何ぼ、目立たないとまるで意味が無いわけですよね。
考えてみれば、三角形って形状は、非常停止板の形状です。三角形状のライトって、看板も含めて、路上で見かけるときは、まずないわけです。だから目立つんでしょうね。この形状は。
で、メルセデスの偉いところは、このデザインを、その後のEクラスにもSクラスにも採用したことですね。現行Eクラス(W211)もSクラスもちゃんとこのデザインを踏襲してるんですよね。一見すると三角でないデザインなんだけれども、点灯するとちゃんと三角になる。この価値をデザイン部門がきっちりと認識して全てのクラス?に採り入れてる。こういうところが実にすばらしい。日本車ってすばらしいものが他の車にも適用されるってあんまりないですよね。安全装備はあるかもしれないけれど、デザイン・エレメントが踏襲されるってあんまりない。
私が、いや、メルセデス・ファン全員がメルセデスに惚れこむのは、やっぱりこういう一貫した姿勢を支持しているからだと思います。
ところで、三角に限らず、ストップ・ランプが点灯すると、点灯面積が変わるタイプって、ヨーロッパ車に多いですよね。
昔、自動車評論家の三本さんが某番組でしきりに言ってましたけど、日本車はストップ・ランプ部分がヘッドランプつけるといつも点灯していて、ブレーキをかけるとその部分が明るくなる「照度アップ型」(勝手にネーミングしてます)が圧倒的に多くて、でも、ヨーロッパ車のように普段はそこは点灯していなくて、ブレーキを踏むとそこが点灯するっていう「面積アップ型」の方が絶対目立つ。下の写真はシトロエンXMの例ですけれど、面積アップされ、かつ照度もアップしています。
こういうのってやっぱり本来の姿だな、と思います。
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